FX取引は、週末や各国の連休を除いた平日24時間取引が可能です。大きく4つの市場に分けられており、市場参加者が増えると、取引が活発となるので、覚えておきましょう!
取引可能な時間帯
オセアニア地域の市場が開き、その後アジア、欧州、米国と続きます。サマータイムの時期になるとその分1時間取引時間が前倒しとなります。
米国サマータイム:3月第2日曜日から11月第1日曜日まで
金融市場の活発な時間帯:取引戦略のポイント
取引が活発な時間は、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なると市場参加者が増え、一番取引が活発となるのは、午後9時から午前2時の間です。特に、これらの時間帯が重なると、多くの取引機会と利益が生まれます。一方で、オセアニア市場が開いた直後の毎朝6時から8時は、市場参加者が最も少ない傾向があります。この時間帯はスプレッドが広がりやすく、ポジションを持つタイミングとしては避けるべきです。
また、日本の五十日(ごとうび)にあたる、5日、10日、15日、20日、25日、末日は、当日の午前9時55分頃に金融機関が「仲値」と呼ばれる取引時の基本レートを発表します。そのため、当日の9時から10時頃まではドル需要が高まり、ドル通貨が上昇する傾向があります。
週明けの月曜日は、窓開けと呼ぶローソク足の間で大きな隙間が発生し価格が大きく乱れることが多く発生する傾向です。予想できない動きになりますので、可能な限りポジションは、土曜日の朝までに解消することをお勧めいたします。
取引される通貨ペアに適した時間帯を把握し、順張りでエントリーすることで損失の機会を最小限に抑えることができます。